DX(デジタルトランスフォーメーション)とは
組織やビジネスがデジタルテクノロジーを活用して自らのビジネスモデル、プロセス、顧客体験を根本的に変革することを指します。これは、従来のアナログや紙ベースのプロセスをデジタル化するだけでなく、データ分析、クラウドコンピューティング、人工知能(AI)、インターネット・オブ・シングス(IoT)、ブロックチェーンなどの新しいテクノロジーを活用して、より効率的かつ革新的な方法でビジネスを行うことで 組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。
代表的なDXツールの紹介
業務効率化やコスト削減を実現するには、どのようなDXツールを導入すれば良いのでしょうか。ここからは経営課題や目的に分けて、代表的なDXツールをまとめました。
RPA
RPAは業務を自動化するためのツールです。PCの操作や特定のデータ処理などを自動化し、従業員の作業を減らします。作業を自動化した分、人でなくてはできない業務に、より多くの時間と人手を割けるでしょう。
オンラインストレージ
オンラインストレージは、インターネット上のサーバーにデータを保管し、そこで情報共有をしたり共同作業したりするためのツールです。具体的には「Googleドライブ」や「Microsoft OneDrive」などがあります。
ビジネスチャット
ビジネスチャットはメールよりも手軽にメッセージを送信したり、容量の少ないデータを共有したりできるツールです。「Slack」や「Chatwork」などが有名です。
Web会議システム
Web会議システムはインターネット回線を使って、ビデオ通話や音声通話のできるツールです。リモートワークの普及により、これらのツールが活躍する機会は増えました。
ERP
ERPは、企業の経営資産である「ヒト・モノ・カネ・情報」を管理するためのツールです。特に、膨大な在庫や資源を扱う製造業・物流業などでは、必須ツールとすらいえます。「NetSuite」や「クラウドERP ZAC」などが有名です。
CRM/SFA
CRM/SFAは、営業やマーケティングの場面で欠かせないツールです。顧客一人ひとりの基本情報や接点履歴を管理したり、営業担当者の行動や業績を分析したりできます。Salesforceの「Sales Cloud」がイチオシです。
MA
MAは「マーケティングオートメーション」の略で、名前の通り、マーケティング活動を自動化するためのツールです。アプローチすべき見込み顧客を抽出したり、一人ひとりに合ったタイミングでメルマガを自動配信したりできます。
BI
BIは「ビジネス・インテリジェンス」の略で、ビジネスに必要なデータを集計・分析し、活用するためのツールです。ノーコードで扱えるものも多く、自社に合ったものを選ぶ必要があります。「Yellowfin」や「Dr.Sum」などが有名です。
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